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オクターブ下の掃き溜めから

皆様のお花を摘む時の暇つぶしになれれば幸せな便所の落書きです。

再録「ムラコシ」

昔ブログをやっていた頃に書いた記事の中で評判の良かったものも、こっちのブログにちょいちょい転載していこうと思う。

スベってた記事は絶対に載せないから安心して欲しい。

今回は、最近進展があったので
以前別のブログに書いた
「ムラコシ」をお送りしようと思う。
進展については気が向いたら書く。
それではどうぞ。






_知ってるか。
自らの過ちを否定する事の恐ろしさを。

_知ってるか。
お前が無知であることでどれだけ周りに迷惑を掛けているのかを。

_知ってるか。
その過ちが最早お前の知らない所にまで被害を及ぼしている事を。

_知ってるか。
もう知らないフリでは通らないところまで来ている事を。




_知ってるか。
俺が"ムラコシさん"ではない事を。









_ここ数ヶ月に渡って俺を悩ませている女性がいる。

俺はそいつの名前を知っている。
相手は俺の事など知らないし、見た事も無いだろうが。

俺はそいつが大まかに最近何を何処でやっていたのかも知っている。
友達とお茶したり、その友達の親族の結婚式に行ったりと割と多忙なようだ。

そいつはよもや俺がそんな事情を把握しているとは思っていないだろうが。

まさか俺にプロファイリングまでされているとは知るまいよ。

俺は執念深い。
やられたらやり返さないと気が済まない。

・65歳以上
・定年退職している
・女性
・少なくとも娘、夫、孫が居る
・12時~16時に活動している
・身内には義理堅い性格

特徴はだいたいこんなものだ。
名前も知っているが、流石にここでは伏せておく。

さて。

何故俺が赤の他人のことをここまで知っているか。

決して俺が熟女好きのド変態ストーカー野郎という訳ではない。

では、何故知り得たのか。

簡単だ。

彼女が自分で話したからだ。

毎週俺のiPhoneに着信履歴と留守番電話が残っている。

毎回何かしらの感謝の言葉を長々と留守番電話に残しているので、ここまでの情報を知り得たというわけだ。

はっきり言って迷惑だ。
俺が得する事など何も無い。

ババアがババア(推定)に感謝の言葉をかけるのを聞かされる事に悦びを覚える特殊な性癖でも持って居ない限り、この留守番電話は苦痛でしかない。

もっとタチが悪いのは、このババアが間違いを正さないことだ。

これだけ間違えて電話を掛けて来るんだ。当然俺だって何回か出た事がある。しかし、その度に心を傷つけられるだけで、このババアは一向に己の間違いに気付こうともしないのだ。

プルルルル

俺「...」
ババア「ムラコシさん?」
俺「ちがいm」

ガチャ


この通り。
恐らくムラコシさんはババアと同年代の女性なのだろう。
ババアの意に反して若い男性の声が聞こえた瞬間これだ。

毎回そうだ。

今日もそうだった。

いや少し違ったか。

今日は2件の着信履歴と、1件の留守番電話メッセージが残っていた。

勿論、彼女が俺の電話番号を「ムラコシさん」と登録しているように、俺も彼女の電話番号をアドレス帳に登録している。
戸田恵梨香」と登録している。

待て引くな。
違うぞ。
出たくなるだろ?戸田恵梨香から掛かってきたら是が非でも出たくなるだろ?

俺は出たいんだ。
出て、「貴女は間違っている」と一言言ってやりたいんだ。

だから戸田恵梨香で登録してるんだ。

というわけで以下、間違いババアのことを戸田恵梨香と表記する。

まあ、今日はリオレウス亜種をハンティングしていて生憎戸田恵梨香からの着信に気付かなかったので電話には出られなかったのだが、それはさして問題ではない。

戸田恵梨香が今暇だと分かっただけでも儲けもんだ。

留守番電話もいつもの内容。
戸田恵梨香がムラコシさんに感謝の弁を述べていた。

相変わらずムラコシさんのカリスマ性スゲーな。
ムラコシさんはたぶんババア達のリーダー格なんだろうな。

しかしその感謝の気持ちはムラコシさんに届くことはない。

恐らくムラコシさん的には
「良くしてやってるのに電話のひとつも寄越さない。戸田恵梨香は最近調子に乗っている」
とか思っているに違いない。

不憫だ。
戸田恵梨香は頑張っている。
彼女の頑張りは俺が1番知っている。

やはり、戸田恵梨香とこのままの関係を続けるのは良くない。
向こうもそれは望むまい。

心なしか、3DSの中の「Dayneth」も思いつめた表情をしていたように思える。
とうとう戸田恵梨香を心配する余りリオレウス亜種に殺されてしまった。

おのれババア...!

今日こそは己の間違いを正してやらねばなるまい。

というわけで3DSをそっと閉じて、ついでにPSvitaFFXも一時中断して、戸田恵梨香にこっちから電話を掛けてやる事にした。

伝えねば。
俺はムラコシさんではないと。


プルルルル

戸田恵梨香「はい」
俺「はじめまして。貴女から度々間違い電話を頂いていr」

ガチャ


クッソー!!!!!
こっちは被害者なのに挨拶までしてやってるってのに!!!!

何なんだこいつは!
人の気も知らないで!

何故切る!?
俺が悪いのか!?

ていうかいつもの違って途中まで俺の話聞いたよな!?
聞いた上で切りやがったな!?

何なんだこいつクソクソクソ!!

というわけで、戸田恵梨香とはまともに取りあって貰えないという事が分かった。

よし。

じゃあいいよ。こっちにも考えがある。

活字で文句を全部送りつけてやる。


便利な時代になったもんだ。
相手の電話番号さえ知っていれば、ショートメッセージが送れるのだ。

「はじめまして。貴女から度々間違い電話が掛かってきています。留守番電話も残っています。」

「私はムラコシではありません。今一度電話番号を確認して下さい。」

「あと、さんざん間違えておいて、こっちからの電話はすぐ切るというのはどうかと思いますよ。」

みたいな内容のメールを何件も送りつけてやった。

しかし返事がない。
待てど暮らせど返事がない。

...死んだか?


いやいや。
俺なら謝罪文と小切手くらいは送り返す。

きっと小切手の用意で忙しいに違いない。

どうしよう、皇潤とか送ってきたら。

なんてソワソワしながら待つ今も、俺は戸田恵梨香の呪縛から逃れられていないのだろう。

あのババアまさか寝たのか?
何の音沙汰もなく?

俺の心に深く爪痕を残し、ババアは寝る。

こんな不条理があって良いものか。
いや良くない。

1週間待って何も無ければまたこちらからコンタクトを取ってやる。今度は留守番電話にメッセージを残してやるぞ!







という内容のブログ記事を、Amebaのアプリに保存したのが4日前。

つまり現在は事件から4日後。
敵に動きがあった。

以下がその一部始終である。



プルルルル

「ムラコシさん?」

「ちg」

ガチャ






クソーーーーーー!!!!!!!!!!!